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安息日 その1:立ち止まる

こんにちは!今日は最近私の通っている教会で話されていた「安息日」のメッセージがとても実践的で興味深かったので、4回に分けてこのブログで掲載していきたいと思います。

人生のペースを変えていく方法、イエスと歩幅をどうやって合わせていけるのかなど、書いていきます。

鍵となる聖書箇所

すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」(マタイ11章28節ー30節)

あなたは今日疲れてる?

現代では慢性的な疲れを抱えている人たちがどんどん増えている。

起き上がれないほどの疲れではないかもしれないけど、ずっと疲れが取れない状態の人たちがとても多い。

理由は様々なケースが多い。昔と比べて人々の睡眠時間が短いこと、携帯やネットなど脳を常にフル稼働していることなど、なかなか休まることがない。

ある調査では、スマホ世代のZ世代の方が他の世代より2倍鬱病を患っている人が多いという結果が出た。Z世代自身もスマホやネット依存によって気分が落ち込みやすくなっているのを知っている。

それではなぜ分かっていても辞められないのか?

それは恐れがあるから。

世の中とずっと繋がっていたい。繋がっていないと不安になってしまう。

そういう嘘を信じて生きてきたので、考え方をリセットする必要がある。

そのきっかけになるのが「安息日」だ。

安息日によって私たちは「立ち止まる」ことができる。

私たちが抱えている慢性的な疲れは肉体的なものだけではなく、霊的なものでもある。

イエスは私たちに愛のある人になることを望んでいる。愛を受け取れて、愛を与えられる人。

しかし、私たちが疲れていたら、うまく愛を受け取れないし、与えることも難しい。

お腹が空いている時にイライラしてしまうのと同じように、落ち込んでいる時、イライラしている時、ストレスを抱えている、人によく思われたいから演じてしまう時に愛のある人になるのはとても難しい。

そこで安息日を持つことが大事になる。

安息日とは?

安息日とはヘブル語でシャバトといい、意味は「止まる」「休む」というもの。「喜び」「賛美」という意味もある。

創世記にこう書かれている。

 

こうして、天と地とそのすべての万象が完成された。 神は第七日目に、なさっていたわざの完成を告げられた。すなわち第七日目に、なさっていたすべてのわざを休まれた。神は第七日目を祝福し、この日を聖であるとされた。それは、その日に、神がなさっていたすべての創造のわざを休まれたからである。(創世記2章1節−3節)

ここで注目して欲しいのは、人間が創られた初日が仕事の日ではなく休む日だったこと。

休みは私たちが獲得するものではなくて、神様からの贈り物。

神様も7日目に休んだ。

もし、あなたが仕事を休めないのであれば、何かが間違っている。魂が健全ではなくなっている。

6日働いて、1日休むリズムというのは、神様が宇宙を作った法則であり、それに対して逆らうものではない。

休むことが逆風に向かって走る感じであるべきではなく、重力に任せるイメージ。

安息日というのは現実。神様はリアリティそのもの。神様に近づけば近づくほどリアリティに近づく。心から満たされる。

アメリカのある研究で発表されたのが、安息日を毎週実践している人たちは、他の人たちよりも幸福度が高いだけではなく寿命が11年も長かった!

立ち止まれない、休めないと思っている人に知ってほしい。安息日をとって神様と過ごしている人たちは時間を失っているのではなくて、増やされていることを。

神様に明け渡すものは失うのではなくて、神様が増やしてくれる!

私自身も安息日を実践している時の方が良い親、良い配偶者でいることができる。

安息日というのは、神様と繋がっていることを思い返す日。

自分が創造主ではなくて、神様が世界を創造したことを思い出す日。流れているリズムがある。

立ち止まって体を休ませる日。

贈り物ではあって、義務ではない。

感謝する日。

立ち止まることによって、心や魂の中にあるものが浮かび上がってくることがある。

私自身、最初に立ち止まってみた時に「怒り」が湧いてきた。

自分でもなぜ怒りが湧いてくるのかわからなかった。

今まで自分が向き合ってきていなかった感情に気づくことになった。

自分を傷つけた人や納得できないことなど、怒りの感情が出てきた。

でも、そんな感情に気がついても、自分を責めなくても良い。

対処すべき気持ちに気づけた。「こんな気持ちがあったんだ」って気づけただけでも大きい。

安息日なので、その日のうちに解決する必要はないが、心に留めておいて後で神様に相談してみよう。

安息日を実践するポイント:

① 安息日を実践する、時間を決めてやってみよう!

日曜日でもいい。一日は難しかったら教会に行っている時間と礼拝の後数時間とか。一番良いのは、携帯の電源を切ること。働くのをやめて、メッセージのやり取りもしない。

携帯を消して不安な気持ちになったら中毒になっている証拠。大丈夫、最初は不安になってもそのうちに平気になってくる。

小さな子供がいる人、大学生、社会人それぞれの状況に合わせて工夫をする。

② 最初と最後に何か特別なことをする。

私自身は安息日の最後は美味しいものを家族と食べる。神様との時間を祝うのを楽しみにする。

シングルの人も引きこもって一人でするのではなくて、仲間を誘ってみんなで安息日を実践したらいいと思う。

実践することに力があるので、どこからでもいいからはじめてみよう!

安息日のメッセージについて何か質問や疑問、感想などがある人はコメント欄、または問い合わせのページから連絡してね!

来週は安息日パート2、「休む」について投稿します!

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